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「どんな仕事にもやりがいは見つかる?」は本当か!について

 

「どんな仕事にもやりがいは見つかる?」は本当か!について書きたいと思います。

 

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生活のため、生きるための仕事は、十分ではないかもしれないが対価が得られている。

対価が得られるということは、少なくとも何らかの形で世の中に必要とされている(=ニーズがある仕事)という証拠だ。

 

それだけでも十分に仕事のやりがいはある。

まして目の前にその誰かがいて喜んでくれたら、嬉しくないわけがない。

 

たとえば八百屋さんの多くは、何十年と八百屋さんをやっていて、キャリアアップや成長感を日々実感しているわけではないが、毎日生き生きと働いている。

 

目の前にお客様の笑顔があるからだ。

「今日も喜んでもらった、楽しんでもらった」。それだけで人はやりがいや生きがいを感じて働ける。

 

目の前にお客様が見えない仕事でも、ニーズをより満たす工夫はやりがいを生む。

「今の商品やサービスで十分だよ」とお客様は言うかもしれない。だがニーズがある以上、もっと満たす余地はある。

 

価格競争にさらされている生活必需品の代表格、ティッシュペーパー。

人々は日本製のティッシュであれば、さして大きな不満を抱いていないだろう。ならば価格はとことん安い方がいいと考える。

 

覚えているだろうか。随分前になるが「鼻をかむのにやさしいティッシュ」が登場した。

ティッシュは薄い箱が当たり前の時代に、柔らかさを追求したその製品は従来通りの分厚い箱だった。

 

しかしその価値は一枚のティッシュを手に取った瞬間、鼻にあてた瞬間にわかった。

人々は従来のティッシュ価格の何倍もする新製品を喜んで買った。

 

すぐに履き潰してしまうため、安さばかりが求められていた小学生の靴もそうだ。

運動会で早く走りたいという子どもたちの声を聞くことで生まれたアキレスの「瞬足」。

 

2003年の発売以来、売れに売れている。(統計上、当時600万足)

 

どんな仕事にもやりがいは見つかる。

それで必ず生活できるとは言わないが、ニーズがある以上、工夫の余地はまだまだある。

 

諦めてはいけない。

工夫を続けることは、生活のため、生きるために必要な対価を増やすだけでなく、それ自体がやりがいになり、生きがいになる。

 

生活のため、生きるための仕事は、精神的にも金銭的にもあなたの人生を豊かにしてくれる可能性に満ちている。

 

「今の仕事は、必ずしも自分が望んだ仕事ではない」と思っている人は珍しくないのではないか。

 

売り手市場の時代に、欧米にならって職種別採用がはやったことがあるが、大多数の日本企業では現在でも、新人は配属発表までどんな仕事に就くかわからない。

 

人々が喜ぶ自動車を作りたいと志をもって自動車メーカーに就職しても、自動車の仕事に就けないことがある。そんな時、人はどうやって仕事のやりがいを見出せばいいのだろうか。

 

トヨタ自動車の元社長の渡辺さんの入社時の配属先は、人事部厚生課・給食係だったそうだ。

当時伸び盛りの同社は、大量の大卒事務職を採用して配属先がなくなり、人事部のリザーブ要員とされてしまったのだ。

 

仕事は、独身寮や社員食堂で作って出す食事や料理・給仕する人を管理すること。

当初は「毎日やることがないままに過ごしていた」そうだ。

 

大卒で天下のトヨタに入社したら、だれもが自動車に関わる大きな仕事ができると疑わなかっただろう。

何のために採用されたのか、自分は必要とされていないのだと思い、腐っていてもおかしくない。

 

いつまでも何もしないわけにもいかない。

そう思った渡辺さんは現場に足繁く通ってみた。

 

じっと見ていると、社員食堂にはたくさんのムリ、ムダ、ムラがあることに気がついた。

そこから渡辺さんのトヨタカイゼン活動が始まった。

 

たとえばご飯を一つひとつお茶碗に詰める作業をなくして、おひつから本人が自由によそえるようにした。

単純な話だが、詰める作業がなくなり、その分他の仕事のサポートが出来るようになった。ご飯のムダもなくなった(沢山の残飯がなくなった)。食べる側にとってもストレスがない。

男性はガッツリ食べれるし、女性は自分の食べたい分だけよそうようになった。一石三鳥だ。

 

他にも思いついたことを次々と実行に移し、社員食堂に経営管理手法まで導入していった。

 

そうした活動が当時始まったばかりのTQC(全社的品質管理)運動のメンバーの目に留まり、渡辺さんは若くしてチームに抜擢された。

 

「社員食堂が私の原点です」と渡辺さんは述懐している。

仕事は選べなくても、仕事のやり方は選べると言うことだ。

  

                                        

  

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