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自己愛型人間が増えた訳!について

 就職支援、キャリア形成支援をやっているキャリア・コンサルタントの上野です。

 たった一度の人生。とにかく楽しみましょう!人生楽勝!!

 

人生楽勝とは・・・楽をする事と楽しむ事は対極です。楽(らく)しては勝てません。苦労しながも上手くいったら楽しいし、達成感だって充実感だって味わえるわけです。だから楽しんで勝ちましょう!

 

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今日は、自己愛型人間が増えた訳!について書きたいと思います。

 

 

他人のせいにできれば傷つかなくてすむのに……。

最近、不運を誰かのせいにすることで、自分を守ろうとする若者が増えていると言われている。



虐待やいじめのように、ひどい扱いを受けてきた人が「親のせい」「友だちのせい」「学校のせい」と他責感を持つのは無理もないことかもしれない。しかし皮肉なことに、このように本当に酷い被害を受けている人ほど、「私が悪いからだ・・・」と自責感にかられる傾向にあるようだ。

 

 

逆に恵まれた状況に置かれている人ほど、不運の責任を他人や社会、環境せいにしてしまう傾向がある。
他責感の強い若者は、事実に即した冷静な自己分析ができない状態に陥っている。

 

 

「こんな親から生まれなければ、もっと成功できたのに・・・」「就職活動がうまくいかないのは、出身大学の馬鹿な学生が足を引っ張ってるからだ・・・」こんな口ぐせの多い若者に共通するのが、「自分は悪くない」という強い自己愛の信念だ。

なぜこうした「自己愛型人間」が増えてしまったのか?

 


自己愛型人間が増えたわけ は、与えられること、特別扱いに慣れて育つと自己愛が強くなりやすい。

自己愛型人間が増えたことには、いくつかの要因があると思われる。

 

 

少子化の影響から、親や祖父母、おじやおばから愛情を一身に受け、甘やかされている若者が多いという事実がある。

 

 

もっとも顕著なのが中国の一人っ子政策のように、一人の子供が最低6人(親、双方の祖父母)がかりで甘やかされているという事実がある。自己愛型人間が増えるのも致し方ないのかもしれない。



以前博報堂の調べで、1人の子どもが持つ平均ポケット(お金の出所)数は約7つ。つまり、父母、両方の祖父母、おじやおばなどを加えると平均7人くらいから、お小遣いやプレゼントをもらえる、ということだ。



記念日には抱えられないほどのプレゼントや大金をもらい、ねだればすぐに行きたいところに連れて行ってもらえる・・・。

んな状況が当たり前になると、与えられることに感謝の気持ちを持てなくなる。我慢する体験、努力して手に入れる体験も持てなくなる。




幼いころから成功神話に煽られて育つ若者が多いことも影響していると思われる。

勉強ができればわがままが通る、お金持ちの子は何をしても許される・・・特別扱いが許される環境で育つと、成功するごとに自己愛が強くなる可能性が高い。

 

 

ところが一歩社会へ出れば、自分の限界や努力ではどうにもならない理不尽さに直面する。そのとき、自己愛が強い人ほど完全ではない自分を受け入れられずに成功を煽ってきた親や周囲への恨みが強くなる。

 

 

また、企業の経営者や上司、先輩も大変な思いをする事が予想される。若い世代の思考(考え方)について行けないというギャップを感じる事となる。




自分と同じように他人にもかけがえのない人生があることやたくさんの人の応援(支援)のもとに生きているということが実感できないような環境で育ってきた場合は、やはり自己中心的な思考と行動が増えて自己愛傾向が強くなってしまう。

 

 

パーソナリティ障害、うつ病の可能性も 指摘されている。

自己愛が強すぎるがゆえに精神的な病気になることもある、ということだ。

 

 

自己愛は、逆境で自分を守るためには大切な価値観でもある。

他人のせい、社会のせいだと思っていれば、自分を責めることはなくなるからだ。

 

その方が楽である側面もある。何度も言うようだが、楽をしてはいけない。

なぜなら、乗り越える力が付かないからだ。これは、ビジネスマンとしてもマネージメントする上でも必須項目となる。

 

 

自己愛が強いゆえに精神的な病気になってしまうのだが、一つは、パーソナリティ障害。これは自分が特別で賞賛に値する人物だと過剰に思いこみ、他人への共感性に乏しく、自分のために他人を平気で利用したり、傲慢な態度で他人に接するパーソナリティ(人格)の障害だ。



もう一つが以前問題になった若い世代に多い「新型うつ病」と呼ばれるタイプのうつ病だ。


従来、うつ病は真面目で几帳面、自責感が強いタイプの人が自分を追い込んだ末になる病気と言われてきた。

 

 

一方で、仕事はやりたくないのに趣味には熱中したり、「こうなったのは会社のせい、親のせい」と他責感を持って抑うつ的になるのが、若い世代に多い「新型うつ病」だ。

強すぎる自己愛、自己中ゆえに、周りを責めながら憂鬱感が強くなってうつ病になってしまう。




従来型のうつ病の場合、薬物療法続けながらゆっくり休養をとり、自責的な認知を変容させることで回復していくが、この新型うつ病の場合は社会の常識や規律のある生活に慣れさせ、自己中心的な認知を変容させるという正反対のアプローチが検討される。

 

 

もっとも分かりやすいのが、認知行動療法で言うところの「合理的な信念」をもたせることだ。

 

                                       

 

 

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