困った質問で分かる人間性!
困った質問で分かる人間性!について書きたいと思います。
これまで就活者にとって困った質問が沢山有りました。
「考え方」を間違ってはいけないという意味で、参考までにいくつか書いていきたいと思う。
困った質問その1
「上司と意見が対立したらどうする?」
会社は組織化された個人の集まりで、殆どの場合が上司部下の関係にある。
よく転職組でそれなりの実績を上げ、自信の塊のような人がこの罠にかかる場合が多い。
この質問は、企業における「従順性」や「素直さ」を問われているわけである。
上司と意見が対立しているにも拘らず、あくまで自身の考え方(経験値を基とした思い込み)を押し通し納得するまで議論したがる人がいる。
上司というのは間違いなくスキルにおいてもキャリアにおいても受験者より上の筈であり、その現場のプロとして生きて来ているわけである。
転職先において転職組は1年生であるという事が解っていない。
意見が対立したら問答無用で先ず上司に従う、という事が求められる。
仕事を覚えていく過程の中で一番の伸びしろがあるのは、どんな人か?
それは「素直な人」、だと言う事が現場の指導者が分かっているからである。
キャリアやスキルを積んだ上で大いに議論して頂きたい。
困った質問その2
「誰にも負けないというものがありますか?」
「キャリア・コンサルティング」の面接指導の中で、運動能力に自信があり毎日5キロのジョギングをしている人が、走る事に関しては「誰にも負けない!」と答えたことがあった。
2008年の北京オリンピックの後の出来事だったので、北京は行きましたか?と訊くと「行ってません!」と言う。
「日本は金メダル1個損しましたね!」。そう言われて初めて答えがおかしい事に気付く、という事があった。
モノや形のあるもので、誰にも負けないものと言ったら、制度化された例えば、ボクシングとか柔道とかレスリングの○○キロ級の世界チャンピオンなどしか言えない事であり、裏付けが必要になってくるわけである。
そうではなく、形のないもので「誰にも負けないもの」も沢山あるわけだ。
例えば、30歳で転職希望の男性が、「誰にも負けないというもの?そんなものは無いです!」と自信をもって言うので、「あなたは彼女はいますか?」と訊くと「いる」と言う。
結婚を約束していると言う。
「あなたの彼女に対する気持ちは、誰かに負けていますか?」・・・「負けていません!」。
もし負けていると感じているのならお付き合いをやめた方が良いんじゃないの?
彼女に失礼じゃないの?という事になって、初めて気づくという事があった。
気持ちや思い、感情等は第3者が推し量れないという事である。
母子家庭で育った新卒の男性が、苦労に苦労を重ねて大学まで出してくれた母親に対する「感謝の気持ち」は誰にも負けない!と自信をもって言い切ってくれて感動したこともあった。
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